今日は、電気配線工事です。 60年前の建物なので、まともに1回路分の容量もないところに、照明2台(6畳と4畳間に1台づつ)とコンセント1個(なぜか4畳間だけに)があるだけです。 土壁をドリルで開口し、コンセントを設置、まだ配線はしていませんが、配線は下から入る予定です。配線ボックスがぎりぎりで、さらに、ちょっと、砂壁を余分にけずれてしまったので、後日補修します。
土壁の竹小舞は藁で編んでいるのですが、藁も竹もしっかりしていて、土はドリルでないと削れないぐらい固く締まっています。作った職人さんの腕がよかったのがわかります。さらに、砂壁の補強材は麻ひもが虫ピンみたいな釘に、柱から3cmピッチに横向きに這わしてあり、感心しました。ドリルで開口するときに、最初はなんで、麻ひもが出てくるのかわからなかったのですが、3カ所目で気づきました。その時は、ドリルに麻ひもが巻き付き、すぐにドリルのビットに巻き付いた麻ひもをほどく必要があり、イライラしてたのです。 考えてみたら、こんなピッチに麻ひも入れるほうが大変な作業です。(さらに、感心と反省)
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我が家のしょえん(書院?我が家ではなぜか「しょえん」といいます。)は、お葬式や特別な時にしか使わないので、1年に1度も入らないこともある部屋で、小さいときは肝試しに行く気持ちで、行くようなところでした。
4,5年前に束石が徐々に不動沈下を起こしていたので、コンクリート土間を打ち、基礎改修工事を行っておいたので、結構しっかりしています。しかし、純粋な日本家屋なので、壁はぬりかべ、天井は杉柾板、屋根は瓦で、断熱なんかもしていません。 そこで微妙ではありますが、経費削減も兼ねて、この部屋を設計事務所に活用します。 6+4畳の和室です。 畳をはがして、床板をはがしている途中です。 床板は3尺巾の杉板です。この板を製材所に持ち込みプレーナーできれいにして再利用します。 18㎜→13㎜になりましたが、きれいな木肌が現れました。築60年ですので、60年ぶりの杉の香りを発散させています。1等材なので節もあり、釘抜きの後もありますが、事務所立ち上げ資金を節約するために、床の仕上げ材に利用します。出来上がりは板間6畳+畳の間4畳にしようかと思っています。 明日以降は、床下断熱・床張り・設備工事などをやっていく予定です。 昨日、設計事務所協会に建築士事務所登録申請書を提出しました!
不足分の書類があったので、午前中にその書類を郵送した。明日ぐらいから2週間程度の決済期間が必要そうなので、早ければゴールデンウイーク明けにでも、設計事務所を開業できることになります。 コロナの影響で、もっと伸びるかもと心配しましたが、想定範囲内で開業できそうなので一安心です。 Hello World!
はじめてHPを開設しました。 まだ、うまくいかない部分があり、 建築の画像がない。 なんのHPなのかと思いますが、 とりあえず、公開します。 よろしくお願いします。 設計事務所の状況報告です。 建築士事務所登録がまだ...。 個人事業主の届け出はe-taxでOK 事務所スペースが確立していない...。 (電源容量不足解消、ネット環境整備 床の張替え、門扉の設置など) 結論、まだ一級建築事務所は開設できません。 あやしいフリーランスとなります。 |