昨年の11月に浴槽断熱とエコキュート更新をしました。 ① 浴槽断熱DIYで30年前の浴槽をスタイロフォームと発泡ウレタンで断熱しました。 ② 15年前のエコキュートを更新しました。 その結果、電気の使用量削減に効果がありました。 我が家の冬季3カ月間の電気使用量をグラフで表します。 関電のはぴeプランで契約しているので、主にエコキュートは深夜帯のナイトタイムでお湯を沸かします。 冬季期間は外気温が低くエコキュートでの湯沸しは電気使用量が多くなります。 冬季3カ月のナイトタイムのみの比較 去年 3609kwh 今年 3062kwh -547kwh/3カ月 おおよそ15%節電したことになります。 残念なのが、①と②を同時期に行ってしまったので、どちらが効果が高いかは不明のまま.... どちらにしても、電気使用量は削減できました。 しかし、電気代金は値上げにより逆に高くなりました。なんてことでしょう。 さらなる節電策を模索したい。 ちなみに、はぴeプランの電気料金は
デイタイム(昼間時間)夏季 28.96 円 その他 26.33 円 リビングタイム(生活時間) 22.89 円 ナイトタイム (夜間時間) 15.20 円 ナイトタイムでの3カ月間の去年と今年の差額 547kwh x 15.2 = 8,314円 1日当たり92円お得になった。 浴槽断熱の効果は1日あたり20円と想定していたので、エコキュート更新が72円?の節電効果??? 出来れば、知りたかった.....残念です。
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新しいエコキュートが我が家に取り付けられました。 新しい機種はフルオートと呼ばれる機種で、以前もフルオートなので基本機能は一緒です。 とは言え、15年前の物からは性能が向上しています。 見た目では、タンクや室外機は同じように見えますが、リモコンが進化しています。 お風呂のリモコンには人感センサーがあり、お風呂に入るとリモコンの液晶のバックライトが点灯したり、 無駄な追い炊きをしないようになっています。 もっとも向上したのが省エネ性能で、賢くなっています。 特に僕が気に入っているのが、パナソニックのエコキュートのタンクは真空断熱材仕様になったことです。
真空断熱材は発泡樹脂系の断熱材とは別物で、空気やガスを使用しないことで熱を伝えない。 発泡樹脂やグラスウールはガスや空気を多く含み熱の移動を緩やかにするイメージで、真空断熱は熱を止めるイメージです。 最大の違いは断熱材の厚みの違いです。高性能ウレタンフォーム50㎜の断熱性能を、5㎜程度の真空断熱シートが実現します。 パナソニックのエコキュートのタンクもこのシートで包まれているようですので、他のメーカーよりも小さく出来ています。 真空断熱シート 以前より真空断熱シートには期待していて、いずれは建物全体に使えるように一般化しないかと思っています。 身近なところでは、冷蔵庫や釣り具メーカーの高級クーラーボックスにも使用されています。 最近では住宅性能の重要なファクターとして断熱性能が注目されています。高性能断熱住宅では屋根面のグラスウールの厚みは200㎜を超えます。真空断熱シートであれば10~20㎜で同程度の断熱性能を実現します。 現在では床や壁パネルに真空断熱シートを仕込んでいる建材がありますが、内装仕上げ材として各部屋ごとの断熱を行うものです。 ただ、真空断熱シートは釘やビスでシートに穴が開けば、シート内に空気が入り断熱シートは紙程度の断熱性能になってしまいます。さらに、熱橋(熱を伝える部分)を無くすためにはシートを重ねる必要があります。他にも技術的な問題点が多くあり、一般的な断熱材として流通せず、工業製品にのみに使用されているのが現状です。 エコキュートが故障してお風呂を使わないので、以前から挑戦したかったノーマル浴槽を断熱浴槽に改修することにしました。 冬場にはすぐに水温が下がってしまうので、頻繁に追い炊きする必要があります。 現在はほとんどのユニットバスメーカーは断熱浴槽ですが、うちのユニットバスは30年以上前の物なので断熱材は全く使用されていません。10年ほど前に浴槽のエプロンを外し、断熱にチャレンジしたのですが、断念しました。 今度はエコキュートが故障して、時間があるので頑張れます。 10年ほど前に、発泡ウレタンを1缶使ってエプロンを外し、手の届く部分にウレタンを吹き付けましたが、すごく中途半端でした。 今回は浴槽全面を断熱します。市販されている一液性の発泡ウレタンだけでは性能が低いので、底は平面なので40㎜の高性能なスタイロフォームを使います。あとは発泡ウレタンを出来るだけ分厚く吹き付けたいと思います。 断熱材の吹付①浴槽を裏返して、カビや汚れを洗い流します。
②底面に充填用発泡ウレタンを接着剤にしてスタイロフォームを貼ります。 ③側面のフラットな部分にもスタイロフォームを貼ります。 ④あとは、ヘンケルのシスタ吹付用4缶を吹き付けます。 なかなか、うまく均一に吹き付けるのは難しく、ぼこぼこに仕上がってしまいましたが、一応完成しました。 あとは、浴槽周囲にシーリングを施したら復旧の完了ですが、エコキュートの工事を待ちたいと思います。 少し、吹付が薄い部分があるし、循環口の周囲は吹き付けてないので、もう1缶吹き付けたい。 断熱の効果 ヘンケルのシスタは1缶2千円程度、シーリング材やマスキングテープなどで、おおよそ1万円かかりました。 うちの家では、追い炊きでのタンク(460L)内の湯の消費量は6メモリのうち、冬場で1.5~2メモリを使います。 460Lx1.75/6 ≒ 130L この断熱で 130L → 65L (希望値50%になったらいいのに) 冬季 湯沸コスト 1日150円 150x65/460 ≒ 20円 (1日20円の節約したらいいのに) 10,000円 ÷ 20円 = 500日 500日 ÷ 90日/年 = 5.5年 (冬期のみで試算) おおよそ、10,000円の材料費は、5年以内で元が取れると考えています。 実際は、断熱効果、新しいエコキュートの性能、夜間の気温などいろいろ影響しますので検証は出来ませんが、今年の冬のひと月の電気代が600円安くなることを期待しています。 それと、冬季に湯切れが起こっていたのですが、起こらないようになれば効果大です。 我が家のエコキュートは2007年に設置しました。
そろそろヤバいなとは思っていたのですが、壊れました。 リモコンにエラーコードF24と表示され、深夜にお湯を沸かすはずが湯の残量がひとメモリのみ...。 ブレーカーを落とし、再起動しました。 2時間ほど湯沸しましたが、再びF24....。 「冷媒ガスに異常がある」というエラーです。 おそらく、冷媒(炭酸ガス)が漏れるなどしてヒートポンプ(室外機)からタンクに熱が伝わらないのでしょう。 修理依頼をしましたが、修理費用は故障内容によるが、8万円ぐらいになることが予想できるそうです。 ●15年目 ・修理費が高額 ・修理しても他がすぐに壊れるかも ●機能向上 ・省エネ能力向上 ・Wifi対応 状況を整理すると、機器更新(買い替え)は不可避なのでしょう。 早速、以前からお世話になっている大手の電気設備業者に電話しました。 「保守はするけどオール電化事業から撤退。」「それと、エコキュート本体は注文しても納期が未定。」 とのことで、家電量販店ならとのことで、大手量販店に行くことにした。 大手量販店 店員さん「3~4カ月待ちです。」 他の量販店の広告や直販サイトを調べてみました。 エコキュートがない! しかし、ネットには「エコキュートの在庫あります!」と書いたWebサイトがたくさん出てきます。 しかも本体は安く、工事費も良心的な感じで、即日取付可!って書いています。 営業所の住所を調べると看板のない倉庫が出てきます。怪しくて注文できません...。 しかたないので、足を使って探した結果、在庫のあるお店がありました。ほっとしました。 ただ、取り換えは、事前調査(見積)も含めて、順番待ちが続いているそうです。 銭湯や日帰り温泉に10日間ぐらい通うことになりました。 各メーカーもオール電化が爆発的に広まった時期から考えて、更新が増えることは予想されていたらしいのですが、 増産したくても世界的な部品不足で生産が追い付いてないそうです。 例外はあるようで、大量発注していた住宅メーカーや施工業者に現物のストックがあるそうです。 普段は建物の予防修繕や計画更新の必要性や重要性を話しているのに、なんてことでしょう。 おかげで、銭湯通いをすることになり、工事費も高くなり、計画更新の重要性を痛感することになりました。 ちなみに、我が家のエコキュートは「National」→「Panasonic」になります。 まだ、我が家にはナショナルロゴの洗濯機・乾燥機・食洗器などが活躍中w |