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一 級 建 築 士 の DIY

このブログは業務の一端をと思っていましたがDIYのことだけ更新しています。
DIYは事務所業務と関係ありませんが、私の建築の知識を活用したDIYです。

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浴槽断熱

浴槽の断熱

16/11/2022

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エコキュートが故障してお風呂を使わないので、以前から挑戦したかったノーマル浴槽を断熱浴槽に改修することにしました。

冬場にはすぐに水温が下がってしまうので、頻繁に追い炊きする必要があります。
現在はほとんどのユニットバスメーカーは断熱浴槽ですが、うちのユニットバスは30年以上前の物なので断熱材は全く使用されていません。10年ほど前に浴槽のエプロンを外し、断熱にチャレンジしたのですが、断念しました。

今度はエコキュートが故障して、時間があるので頑張れます。
​


​作業を始めて専用工具が必要なことに気が付きました。
​

一口循環口の見えている部分は+ドライバーで簡単に外れるのですが、ベース部分がいろんな工具を試してみたのですが、外れないのです。
写真

写真

​ネットで調べると、こんな道具が必要らしい。早速、ホームセンターに行きましたが、ありません。

循環金物の内径を計測すると直径40㎜です。何かないかと探しました。
写真

​ウロウロしてみると、外径が40㎜のVP25バルブ用ソケット使えそう。

のこぎりとカッターで加工しました。

少し、太かったのでやすりで外径を38㎜まで削りました。
モンキーでハラハラしながら回してみましが、いい感じで回せ、循環口のベースが外れましたw

専用工具は2千円~という感じなのですが、ソケットは100円しないのでコスパ最高で、すぐに手に入ります。

10年ほど前に、発泡ウレタンを1缶使ってエプロンを外し、手の届く部分にウレタンを吹き付けましたが、すごく中途半端でした。
今回は浴槽全面を断熱します。市販されている一液性の発泡ウレタンだけでは性能が低いので、底は平面なので40㎜の高性能なスタイロフォームを使います。あとは発泡ウレタンを出来るだけ分厚く吹き付けたいと思います。

断熱材の吹付

①浴槽を裏返して、カビや汚れを洗い流します。
​②底面に充填用発泡ウレタンを接着剤にしてスタイロフォームを貼ります。
③側面のフラットな部分にもスタイロフォームを貼ります。
④あとは、
ヘンケルのシスタ吹付用4缶を吹き付けます。

なかなか、うまく均一に吹き付けるのは難しく、ぼこぼこに仕上がってしまいましたが、一応完成しました。
あとは、浴槽周囲にシーリングを施したら復旧の完了ですが、エコキュートの工事を待ちたいと思います。
少し、吹付が薄い部分があるし、循環口の周囲は吹き付けてないので、もう1缶吹き付けたい。


断熱の効果

ヘンケルのシスタは1缶2千円程度、シーリング材やマスキングテープなどで、おおよそ1万円かかりました。
うちの家では、追い炊きでのタンク(460L)内の湯の消費量は6メモリのうち、冬場で1.5~2メモリを使います。
  
   460Lx1.75/6 ≒ 130L

   この断熱で 130L → 65L 
  (希望値50%になったらいいのに)

   冬季 湯沸コスト 1日150円
 
   150x65/460 ≒ 20円
  (1日20円の節約したらいいのに)

   10,000円 ÷ 20円 = 500日 
   500日 ÷ 90日/年 = 5.5年
   (冬期のみで試算)

おおよそ、10,000円の材料費は、5年以内で元が取れると考えています。

実際は、断熱効果、新しいエコキュートの性能、夜間の気温などいろいろ影響しますので検証は出来ませんが、今年の冬のひと月の電気代が600円安くなることを期待しています。

それと、冬季に湯切れが起こっていたのですが、起こらないようになれば効果大です。


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