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一 級 建 築 士 の DIY

このブログは業務の一端をと思っていましたがDIYのことだけ更新しています。
DIYは事務所業務と関係ありませんが、私の建築の知識を活用したDIYです。

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木造カーポート
浴槽断熱

外壁断熱④

16/12/2022

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​
土壁の外断熱の検証のつづき

外 気 温 3℃
室内温度 10.5℃

エアコンを停止して8時間後に撮影

土壁外部の断熱は少しは効果があるようです。
ちょっと、うれしいかも。

サーモグラフィは物の表面温度を測定するので、土壁内部の温度は判りませんが、田の字に、縦に柱、横に貫が表面温度に表れています。
土壁よりも木材の方が断熱できている証拠です。
断熱性能順のとおりです。 断熱材 > 木材 > 土壁 

柱にはウレタンを吹付していないので、断熱性能は
「 柱  > 吹付ウレタン + 土壁 」となります。

ダメだ...。

吹付ウレタンの性能は高いはずですが、ムラのあるDIY施工が悪いのか?土壁のひび割れや竹小舞などから熱が逃げているか?その効果は想定以下みたいです。

写真
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外壁断熱③

15/12/2022

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土壁の外部側に1液タイプの硬質ウレタンフォームを吹き付け、杉板を復旧しました。

効果を検証するために、壁の一部を土壁のすき間のみ充填としました。
写真
左:ウレタン吹付/右:すき間埋めのみ
写真
左:杉板復旧/右:すき間埋めのみ
写真
床の間(外と逆なので)
左:吹付なし / 右:吹付あり
写真





検証結果

外 気 温  3.0℃
室内温度 21.5℃

サーモグラフィ画像  左半分(吹付なし)/ 右半分(吹付あり)

吹付厚さ40㎜を確保しましたが、残念です。

室内側の仕上の表面温度は右も左もほぼ一緒でした。断熱の成果として、くっきり表面温度に差がでてほしかった。想定外の結果です。土壁の断熱性能が想定以上にあるということなのか、吹付ウレタンの性能がいまいちなのか?

室内から外部への放熱は少なくなったはずとは思いたい;

また、右下の角の気密が非常に悪そうです。もう一度、杉板を外して点検してみようと思います。復旧する前にすべきだった;
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外壁断熱②

10/12/2022

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外壁断熱とすき間風防止のためにDIYで外壁改修中

問題は土壁(真壁)を残しての改修です。
土壁は安定しているのですが、吹付硬質ウレタンフォームがうまく発泡しません。

そこで、土壁の表面の強化と接着力増強のためにアクリルプライマーを噴霧します。
何かいいものはないかと、DCM(旧カーマ)に行くとアク止め材がありました。水性で土壁表面との付着は問題ないと思われ、コーティング出来ると思います。シャバシャバの接着剤を吹き付ける感じです。細かな土の粒子も固めてくれることでしょう。

水で希釈して格安の噴霧器でたっぷり土壁に吹き付けます。

乾燥したら土壁表面に光沢が出ました。触った感じですが、表面硬度も上がりました。良さそうです。
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外壁断熱①

9/12/2022

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2020年の11月に天井断熱(BLOG「天井断熱改修」)をしました。
今度は、外壁の断熱です。

外壁は土壁の上に杉板を張っています。杉板をはがすと、土壁が見えます。
土壁はとても安定していますが、柱との隙間は3㎜~15㎜ほどあります。
断熱よりも気密が大問題です。

土壁と胴縁の間は15㎜~35㎜とかなりの不陸があります。想定内です。
不陸が少なければ発泡ウレタン(スタイロフォームなど)を使うのですが、今回は吹付ウレタンフォームを使います。
土壁の隙間にもウレタンを充填します。
現場吹付の硬質ウレタンフォームは2液混合と1液のタイプがあります。
DIYでお手頃なのがスプレー缶の1液タイプです。
お手軽ですが、施工はとても難しいものですが、挑戦したいと思います。
寒いので50℃のお湯でスプレー缶を温めて使います。
胴縁にはクラフトテープを貼り付けて、養生します。

試しに1スパンのみにウレタンを吹いてみました。
予想していたのですが、土壁の表面に直吹きしたら、発泡しにくく、液状に戻ってしまいます。外気温が15℃程度なのも問題ですが、土壁の表面に発泡を阻害する原因があると思われます。

土壁の表面処理を行いたいと思います。
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卓上スライド丸ノコ

20/10/2021

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画像マキタ LS0612FL
以前から欲しいと思っていた電動工具がありました。

スライド丸ノコです。丸ノコは持っているのですが、性能に大きな違いがあります。

木工DIYを行う人には、スライド丸ノコはもっとも贅沢な一つです。理由としては、他の電動工具と比べて、大きいし、高価なのです。

僕は建築士であって、大工ではないので、安価なスライド丸ノコでもいいのですが、値段の差が、精度の差となり、また、切断面がぶれたりするそうです。

結局、そんなに使うものでもないのに、プロの大工さんも使っているものを選ぶことになった。

すぐに使ってみたいと思うのですが、来週以降になりそうです。

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DIY 日よけルーバー 塗装

24/7/2021

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昨年に製作した日よけルーバーが白木のままでしたので、塗装したいと思います。
水性木材塗料を3回塗りしたいと思います。

既に1年近く経過したので、表裏が日焼けで色が違います。また、少し痩せました。

1.ウエスで木肌を磨く感じで、土埃などの付着物を取っていきます。
2.薄く1回目を刷毛で塗装します。1回目は吸い込みも激しいので手早く1面を塗装します。
3.この気温なので、30分ごとに裏返し、反対面も1回目
4.2回目、吸い込みが減るのでササッと
5.3回目、色むらが激しいところをごまかしながら仕上です。

いったん分解したので、もう一度、ワイヤーで吊りなおして、完成です。

暑い日が続きそうなので、西日よけのルーバーは必須です。

1年前に完成した、ルーバー

ルーバー
完成時のルーバー(1年前)
ルーバー
完成時のルーバー(1年前)

塗装が完了し、再度組立てました。

ルーバー
ルーバー
分解したルーバー(左が裏、右が表)
分解したルーバー(左が裏、右が表)
1回塗りが完了、左側が若干青く見えるのは、乾燥していないため、塗料が乳状であるため。
3回塗り完了!
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事務所の看板。。。

28/5/2021

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先日、事務所にお客さんが来た時に、事務所の看板に気づかれず、素通りされていました。

DIYで製作した看板なのでしょうがないけど、改善が必要かなと。。。。とは思いますが、
当面の間は、このままで維持して様子を見ようと思います。

ご訪問いただく方は、少ないのですが、ご不便をおかけしたら申し訳ございません。
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DIY 框引違戸

28/1/2021

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冬になり、当事務所のエアコンの消費電力を抑えるために、8畳と4畳の和室に新しい建具を設けて、8畳だけを暖房することにしました。元々はふすまだったのですが、ガラスの框戸に変更します。
建具を新調するのが一番ですが、60年前の古い框戸があったので、加工して使用します。

ガラスを外す
  ↓
サンダーで研磨して汚れた部分を削る
  ↓
下部を切断し、縦寸法を合わせる。
  ↓
トリマーで30㎜の建具を、20㎜の敷居溝に合うように削る
  ↓
ガラスを元に戻す

途中でガラスを1枚割ってしまいました。代わりにビニールを張って設置しました。
まだ、微調整と割れたガラスを直さないとだめですが、当面この状態で使います。
風雨で劣化している状態
研磨前と研磨後
研磨前と研磨後
框扉を設置!右端はガラスではなくビニールw
幅は調整できないので10cmオーバーサイズですが、お金がたまったら、新調したいと思います。
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天井断熱改修

19/11/2020

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10月17日のつづきになります。

少し、バタついていたので1か月が経過しているのですが、本日、天井断熱に着手します。

天井板は踏めないし、梁を避けながらなので、スパイダーマンのような体勢で敷き込みとなり、かなりハードなストレッチでした。さらに、今日は11月にも関わらず、9月下旬の陽気だったので、大汗をかきながらの作業となりました。
画像
断熱材は「白いやつ」です!
旭ファイバーグラスの高性能グラスウールです。普通のグラスウールは黄色やベージュなのですが、これは真っ白です。

アクリアネクストの105㎜です。本当はアクリアなら、アクリアマットaという商品がよかったのですが、在庫がなく、今日施工したかったのでネクストを使います。

今回使う断熱材はR2.8ですが、アクリアマットaはR4.6です。熱抵抗値Rが倍なのです。値段も倍になりますけどね。
DIYでなく、大工さんに頼むなら、手間は似たようなものなので、性能の高いものを選びたいところです。
今回はDIYですし、断熱の無い状態からの機能向上としてはコスパ十分です。
天井裏には30㎝角の点検口しかないので、隣接する板の釘を抜き、グラスウールの搬入口を確保します。ちなみに、点検口は板の上に重りを置いてあるもので、天井張最後に大工さんが出てくるために作ってあります。
10cmの布団をきれいに部屋一面に敷く感じです。この上で寝ころぶとフカフカだし、すぐに熱くなります。ハイジの山小屋の干し草やわらのベッドのように、シーツをかぶせれば気持ちよさそうです。
昔のアルプスの山小屋の断熱材はウールや、わらを使っていたので、ハイジは保温性の高いベッドで寝ていたのです。ただし、一晩寝ると体からの汗(湿気)で、干し草とわらは発酵してしまうので、毎日入れ替えする必要があります。

グラスウールは発酵しませんが、水分を含みやすく、水分を含むと断熱性能が低下します。さら、カビの温床となる可能性もあるので、室内からの湿気を断熱材に吸わせないように、防湿シート側を室内に向け、隙間なく敷き詰めていきます。

20畳分の作業でしたが、15時に仕入れて18時には作業完了です。今までのDIYで最も簡単だったかもw

この作業で、床と天井の断熱は完了しました。残る断熱改修は、壁と建具です。壁も建具も隙間だらけだし、気密改修するだけでも効果はありますが、費用面でハードル高いですw
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事務所の天井

17/10/2020

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今日は寒い日となりました。事務所は床のみの断熱で壁、天井、建具は全く断熱できていませんので、外気温がダイレクトで影響します。そこで、天井断熱を施すための調査で天井裏を覗いてみました。

天井は竿縁天井です。天井板と竿縁を組み合わせて構成しています。天井板は板の長手方向で少しだけ重ねて、重ね代をイナゴと呼ばれるクサビで留めてあります。
初めて知ったのですが、事務所の天井は竹イナゴでした。最近は金属製のイナゴを販売しているので、竹イナゴや木イナゴは少なくなってきました。そもそも、竿縁天井を造ることも少ないのですが...。
竹を削って作ったイナゴ
金属製のイナゴ
予想していた通り、天井裏には断熱のだの字もない。
画像
​断熱について整理すると
 1.天井はいた板1枚のみで、天井裏は冬は外気温で、夏は外気よりも熱いような状態。
 2.壁は土壁で、隙間だらけで気密も断熱もほぼ無し。
 3.床はスタイロ3種40㎜を2重にして、断熱◎
 4.建具は木製建具と木の雨戸で、気密や断熱という概念はないようなもの。

そこで、冬を迎える前に天井だけでもDIYで断熱したいと思います。
グラスウールを敷き込むだけです。

心配なことは、天井板を踏み抜かないか?それだけです。
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