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一 級 建 築 士 の DIY

このブログは業務の一端をと思っていましたがDIYのことだけ更新しています。
DIYは事務所業務と関係ありませんが、私の建築の知識を活用したDIYです。

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11/3/2022

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ラチス梁の接合部の改良

前回の実験で接合部の強度不足に問題があることが分かったので、改良した接合方法のラチス梁を製作します。
改良点は大きくは2点です。

​ 1.ラチス梁を構成する斜材(上下弦材以外)を天地逆にして、端部の斜材にかかる引張力を軽減
 2.引張材の接着面の改良

1は文字のとおりなのですが、ラチス梁の部材それぞれの圧縮と引張の応力を計算し、引張材の応力が軽減できるように変更します。計算の答えは、両端の斜材に圧縮力を負担させるように変更することでした。そうすることで最大の引張力を負担する斜材の応力は15%程度は軽減できそうです。(若干、計算に不安があるのですが....w)

2は接合部の接着面の改良です。前回の実験で引張材の接合部が壊れたので改良します。改良案は2案作成しました。

  


Plan-A
​
接合部の接着面積を増やし、ビスを併用する。
(ビスは減らしたかったのですが...)

Plan-B

​引張材の接着面をフィンガージョイントに変更するものです。

​(
フィンガージョイントは集成材などで使われる接着方法で、接着面をギザギザに加工して凸凹を組合すものです。)

組合すのが大変です。はめ込んだら手では修正ができません。ちなみに、圧縮材フィンガージョイントではありません。


ジグザグ

集成材のフィンガージョイントは鋭角のジグザグなのですが、集成材は同じ繊維方向を組み合すのですが、今回採用したのは凸凹型です。
鋭角ではないのですが、45度のジグザグも試作しました。接着面積はフラットより増大するのですが、凸凹よりも面積は小さいので、今回は不採用にします。

子供が休みの日に手伝ってもらい、荷重をかけた実験をしたいと思います。
早くしないと荷重用の肥料を肥料として使うことになります。2tもの荷重をかけるための物はなかなか用意できないので急がなければなりません。
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