今日は地盤調査の立会でした。
今回は、前回の調査(ボーリング調査)とは違い、スエーデン式サウンディングで調査を行います。 今回の地質調査は木造2階建ての住宅基礎のための調査です。基礎の設計には地中のことを知ることが重要な要素です。 基礎設計のための地耐力の調査方法として主に2通りあります。 ■ボーリング調査(標準貫入試験) ・住宅規模で、15~25万円が標準的な調査費 ・地耐力はもちろん地質サンプルを取れます。 ・地下水位がわかる ・スエーデン式サウンディングと比べて正確 ・現地調査は1~2日 ・トラックが止まるスペースが必要 ■スエーデン式サウンディング調査 ・住宅規模で、4~5万円が標準的な調査費 ・軽量な建物で採用する簡易調査 ・悪い地盤は確定できる。 ・現地調査は2~3時間 ・狭い場所でも調査可能 僕は、基本的にはボーリング調査を推奨させていただきます。ただ、2階建てまでの木造住宅であれば、サウンディングをすることがあります。今回も、お施主様にボーリングを勧め、発注していたのですが、コストのこともあり、サウンディングをご所望され、かつ、プランニング段階で木造2階建てと決定したので、サウンディングに変更しました。 ちなみに、この敷地はうちの近所で、僕自身がある程度、地盤特性や110年前の姉川地震(震度6)での被害状況など、見たり聞いたりしている経験値で、竣工後に起きる圧密沈下や地震時の液状化などの程度を予想するので、サウンディング調査でも大丈夫だと判断した部分があります。
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