COACH-LINE
  • Home
  • About
  • Blog
  • Contact

一 級 建 築 士 の DIY

このブログは業務の一端をと思っていましたがDIYのことだけ更新しています。
DIYは事務所業務と関係ありませんが、私の建築の知識を活用したDIYです。

カテゴリ

すべて
DIY
Have Fun
Outdoors
WORK
木造カーポート
浴槽断熱

工事費積算の資料

7/7/2022

0 コメント

 
設計事務所の業務には工事費の積算をする業務があります。
いわゆる「見積」ですが、この見積は実際に工事する金額の参考にするものです。

工事する金額は、施工する者が作成する見積書で決定することがほとんどであり、
発注者と請負者の締結する「請負契約書」で工事金額を取り決めます。

その請負金額を決定するための基礎となるのが設計者が見積する「設計金額」です。
この金額は、いろいろな資料をもとに算出します。
  • 市販 刊行物(月刊・季刊・年刊誌)
  • 専門業者の見積
  • 建材や設備機器類などの公表されている定価
  • 標準歩掛(1単位ごとにかかる手間や材料の標準を数値にしたもの)
  • などなど
画像
画像
「季刊 建築コスト情報」

​
なかでも、上の写真のものは代表的な刊行物です。

その中の「建築コスト情報」が今年の春から20%のページが削減されました。見た目はもっと薄くなった気がします。

僕にとっては大ニュースなのです。

具体的には「コストプランニングデータ編」というページがごっそり抜け落ちたのです。このページはこの本の利用者のほとんどが見ていないのかもしれませんが、僕はよく見ています。

このコストプランニングデータ編は今年の春号からWeb掲載に
変更されました。残念な気もしますが、仕方ありません。

​ちなみに、ページが減っても価格は上がりました;
​
ただ、メリットもありました。約170ページ減ったおかげで扱いやすく、収納しやすくなりましたw
もともと、2011年から「Web建築コスト情報」もあり、年間購読契約と同じ価格で利用できます。

この本は読むものではなく、必要な部分(単価)だけを見る人がほとんどなのでWebで十分でしょう。
さらに、僕はソロ事務所なので関係ありませんが、最大3人同時に閲覧できるので

 「コストって、誰か持って行ってる?」「○○さんが使ってる」「あとにします」とか

 「コスト知らない?」「わからん」「探してー!」

というトラブルも少なくなります。Web版の方が断然コスパがいいでしょう。

積算で金入れ作業を始めるときに、ひとしきり関係のないページを読むことも少なくなるような気もするし、索引で探さず、検索で単価にたどり着けるのはメリットです。
ただ、僕は読んでいる部分も多く、紙媒体の方になじみすぎたせいもあり、さびしいです;

なるべく早めにWeb版にするようにしないといけない気はします。環境にもやさしいしそうだし...

0 コメント



返信を残す

  • Home
  • About
  • Blog
  • Contact